なぜ女性は「輝くこと」に熱心になるのでしょう。もちろん、しぼんでいるよりは輝いていた方が見た目がよいということもあるでしょうが、本質はもっと深いのです。女性の輝きこそが男性を力づけ、女性の輝きに照らされた男性が大きな仕事を成し遂げることを本能的に知っているからこそ、女性は輝くことに熱心なのです。昔の噺家の言葉に「女房はニコニコ笑っていればそれでよい」というのがありますが、これは愛想笑いをしていればよいということではなくて、女性の輝きこそが家庭や社会を動かすのだという意味です。その意味で女性は自ら活動するよりは、男性たちを照らして彼らに大きな事業をさせるのが仕事なのです。